バインのセッティング

ギア選び

こんにちは!
スノーボードスクール「ヨコノリ少年団」 団長の松井克師です
今日はスノーボードのバイン(ビンディング)のセッティングについて説明します

基本的には購入したお店のスタッフさんがセッティングしてくてる場合が多いと思いますが
時々残念なセッティングでレッスンに来ているお子様も見かけます
難しくないのでぜひ親御さんやお子様ご自身で正しくセッティングしてみましょう

スタンス幅を決めよう

スタンス幅とは右バインの中心から左バインの中心までの長さを言います
初心者のスタンス幅は肩幅くらいが良いと思います
中級者以上は肩幅+αくらいのスタンスがおススメです
(幅が広いとグラトリ向きになり 幅が狭いとターン重視になります 狭すぎはダメです)

セットバックといって両方のバインを後方へずらして付けるやり方もありますが
初心者の方やフリースタイルを練習する方はセンターにセットしましょう

アングル(バインの角度)を決めよう

アングルとはバインを取付ける際の角度のことを言います
進行方向(ノーズ側)に角度を付ける事を「プラス
逆方向(テール側)に角度を付ける事を「マイナス」と言います
バインのベースプレート部分 センターディスク(丸い円盤部分)を浮かせて
バイン本体を回すことで1目盛り3°ずつ回転させて調整します

【ここで注意】
良くある残念なセッティングは「両足ともプラス」のセッティングが多いです
両足プラスのセッティングはレギュラー方向のターンがし易くなるのですが
これはターンが出来るようになってからの話で
初心者の方はレギュラー(左足前)かグーフィー(右足前)が解らない場合も多いですし
初めはサイドスリップ(横滑り)から練習する場合が多いので
ダックスタンス(前足プラス、後ろ足マイナス)の方がやりやすいです
初心者の方はアングルは前足12~6°、後ろ足-3~-9°位がおススメです

【団長の体験談】
私の息子がスノーボードを始めたとき(当時未就学児)は上記の理由から
とりあえず前足6°、後ろ足ー6°でセッティングして好きなように滑らせていました
結果息子はグーフィーだったみたいです

【中級以上の方は】
ヨコノリ少年団ではジャンプやトリック重視のフリースタイルスノーボードを教えています
フリースタイルではスイッチ(逆方向)での滑走やターンも増えますし
ジャンプのアプローチやランディング(着地)でスイッチになる事もあります
以上の事から中級以上の方にもダックスタンスのセッティングをおススメしています
中級以上の方はアングルは前足18~12°、後ろ足-3~-9°位から
自分の滑りやすい角度を探してみましょう

センタリングの調整

センタリングとは実際に板に乗った時に体の重心が板のセンターになるように
バインの位置をセットする事です
バインのセンターディスクにあるビス穴をずらす事で調整します
基本的には「ど真ん中」で問題ないと思いますが
もしブーツのつま先やかかとが板から飛び出している様な場合は
ターンの際に引っかかってしまいので調整しましょう

それでは今日はこのへんで終わりにします
バインのセッティングを調整するとスノーボードが滑りやすくなり
より楽しいスノーボードライフが待っていますよ
それでは皆さんヨコノリ楽しみましょう!

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