スノーボード板の選び方

ギア選び

こんにちは!
スノーボードスクール「ヨコノリ少年団」 団長の松井克師です
今日はスノーボードの板の選び方について説明します

板の長さを選ぶ

まずは板の長さを決めましょう

板の長さは身長に対してマイナス10~20cm位が基本です
下の表を参考にしてみて下さい

身長100110120130140150160
板の長さ80~9090~100100~110100~120120~130130~140140~150
単位㎝

【ここで注意】
きっとすぐ身長が伸びるだろうという事で
長めの板を購入する親御さんも多いと思います
親御さんの気持ちはすご~く理解できますが、長めの板は操作しづらいのでお勧めしません
ぜひ適性の長さの板を購入してあげて下さい

逆に身長が伸びてしまい 今まで使っていた板が短めになっても
多少であればそれほど問題ないと思います

成長と板を買うタイミングはなかなか悩ましい問題ですが参考にしてみて下さい

板の形状を選ぶ

板の形状には大きく分けて3種類あります
「キャンバーボード」「フラットボード」「ロッカーボード」です

・キャンバーボード

キャンバーボードは板を地面に置いた時にセンター付近が浮いている(地面と隙間がある)形状になります
接地部分はノーズ付近とテール付近という事になります
直進安定性、反発性に優れており ジャンプやカービングターンに適している形状です
デメリットとしては逆エッジになる事もありますがスキルでカバーできる範囲です

【ここで注意】
最近は様々なハイブリット系(複数の形状を1本にしたボード)がリリースされています
名前が「◯◯キャンバー」という名前が多いので混乱してしまいます
◯◯キャンバーという名前でもセンター付近に隙間が無い(接地している)形状のボードに関しては
キャンバーボードの仲間に入りませんので注意して下さい

・フラットボード

フラットボードは板を地面に置いた時にソールが全て接地する形状の板になります
パークを滑る事に適していて エッジが引っ掛かりにくい特性があります
逆エッジになりずらいのも特徴でキャンバーボードをマイルドにした特性です
キャンバーボードに比べると反発力が弱いのでジャンプするには脚力が必要です
ターンでの安定性もキャンバーに比べると劣ります

・ロッカーボード

ロッカーボードには 様々な形状や名前(◯◯キャンバー等)が存在しますが
ここではまとめて「ロッカーボード」という括りでお話しします
板を地面に置いた時にセンター付近が接地していてノーズとテール部分が浮いている形状の板になります
プレスやグラトリでのスピンといったトリックの他
パウダー(深雪)を滑るのにとても向いています
デメリットとして反発力が弱いのでジャンプやカービングターンには不向きです
また、直進安定性に欠けるのでジャンプのアプローチは慎重に
デコボコのバーンでのスピードの出し過ぎにも注意しましょう

団長のおすすめは…?

団長のお勧めは…
ズバリ!「キャンバーボード」です

スノーボードは板のしなりや反発を利用してターンしたりトリックしたりします
キャンバーボードにはスノーボードをコントロールする基礎を学ぶのに適しています
ターンのきっかけもつかみ易くターン時の安定性に優れていますし
ハーフパイプやキッカーでのジャンプ等にも向いています
将来的にパイプやジャンプをやりたい方にはキャンバーボードがおススメです

ステッカーチューンも忘れずに

板が手に入ったらステッカーチューンもしてみましょう!
お気に入りのステッカーを貼る事で愛着も湧きますし
他の子との差別化になるので板の取り間違いが減ります

ステッカーの貼り方は自由!です
コーチ達やプロライダーの貼り方を参考にするのも良いと思います

それでは今日はこのへんで
自分のやりたいスノーボードに合わせて板を選び
楽しいヨコノリライフを過ごして下さいね~

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